フェイスパウダーとはお肌に塗るファンデーションの一種ですが、もっとも油分が少なく粉っぽいのでメイクの仕上げとして使うのが最適です。
フェイスパウダーには大きくわけて「ルースパウダー」と「プレストパウダー」の2種類があります。
パッと見るための目次
フェイスパウダーのメリット
- お化粧が格段に長持ちすること
- お化粧の仕上がりに重要な役割を果たすこと
メイクがよれたり、ムラが出来てしまうのはしっかりとフェイスパウダーで押さえていないことが原因なのです。
ルースパウダーとは
ルースパウダーはファンデーションの後に仕上げ用に使う粒子が細かいものです。基本持ち歩くには大きいので朝のメーク仕上げに使うのがベター!ふんわりとした仕上がりになるので柔らかい印象に仕上げたい時にオススメです。
使い方は?
使い方はまずパフで顔の凹凸の部分から全体へとつけていきます。丁寧に優しくパフを滑らせるようにつけていったあと、余分な粉はフェイスブラシで落とします。
毛穴が気になる人は下地→フェイスパウダー→ファンデーション→フェイスパウダーと重ねて目立たなくするというやり方もありますから上手に使っていきましょう。
プレストパウダーとは
プレストパウダーはカバー力が高いのが特徴です。ムラになることもあるので少々固めの筆でつけると上手に仕上がります。皮脂の吸着にも優れているのでお直しには最適で、短時間でメイク直しも完成できます。
最近では下地の上にプレストパウダーで押さえてスッピンメイクを演出している人も増えましたよね。
使い方は?
使い方はマット感を出すならルースパウダーと同じようにパフで落ち着かせてからいらないお粉をブラシで落とすのがよいでしょう。
透明感を出したい時にはまずティッシュや手の甲でブラシをクルクルさせて余分な粉を落としてからさっとつけていきます。
プレストパウダーのおすすめは?
下の記事で価格別に商品をまとめています!きっとあなたに合うものが見つかりますよ(^o^)/
フェイスパウダーはブラシの使い方がポイント!!
ルースパウダーとプレストパウダーと聞くと、粉か固形かの差だけだとおもいがちですが、一番違うのは仕上がり。
ルースパウダーはソフトに、プレストパウダーはシャープに仕上がります。その日のメイクの印象に合わせて選ぶのがよいですね!!
フェイスパウダーは色の選び方もポイント!!
いざ、選ぼうと買いにいくといろいろな色があってどれがいいのか迷うことがありますね。
色の種類としては
- 透明、ルーセント・・・最もナチュラルな仕上がりに
- ホワイト ・・・色白肌の方におすすめ、肌全体のトーンアップに
- ピンク ・・・日本人の肌を自然な色白肌に
- オークル、ベージ・・・肌なじみがよく毛穴カバーに適している
- パープル、ブルー ・・透明感を高め肌をワントーン明るく見せてくれる
- グリーン ・・・赤みを抑えたい時に効果あり
自分にあった色をみつけてくださいね。
パウダーって「おしろい」のことじゃないの?
パウダーと聞くとひぃお婆ちゃんあたりは「白粉(おしろい)のことかい?」なんて言葉がでてくるかもしれませんね。でも白粉というのは今のルースパウダーやプレスとパウダーとは違ってベースメイクのことだったようです。
その昔、白色顔料をベースメイクにした最古の例として、メソポタミアの遺跡から白紛が発掘されているそうです。メソポタミアって!!そんな昔から美を求めていたのですね。
古代ローマの時代になると多くの女性が白紛を利用したという記録が残っているそうです。そういえば、ピラミッドからもいろいろとお化粧にまつわる品が発見されています。
中世後期からルネサンス期にかけてイタリアを中心に、顔に白紛を塗り、その上に頬紅を加えるメイクが流行した。このメイク法は18世紀にかけてヨーロッパ全域の王侯貴族に男女問わず広がったというのも興味深い話です。
貴族の時代が終わり市民の時代になると、多くの女性が白紛を利用するようになり、20世紀中ごろから、ベースメイクの主流は白紛からファンデーションに移っていったということです。
日本でもファンデーションといった油性化粧品が一般化する前は白粉はベースメイクとして普及していたそうです。それが今では白粉といえば、ファンデーションの上にぬって仕上げるパウダーのこととして定着したということですね。
どの時代も美へのこだわりは強かったようです。